fc2ブログ
山梨から始め、現在は久留米、能勢のオオクワを中心にブリードしています。
何か問題があったわけではありませんが、Type30Tのメンテをすることになりました。
早めのメンテは、マシンの寿命を大幅に高めます。

届いたマシンを見てみると・・・。

20210831_0.jpg

すごくキレイです。(汗)
ここまでキレイに使っていただける方は珍しくないでしょうか。

最も摩耗が進む丸ラックの確認です。
見た所、何の問題もなさそうです。

20210831_1.jpg

少しヤスリでこすってみると、わずかですが膨らんでいる所が、削れてはっきりしてきます。
0.1mm以下の膨らみでしょう。
この程度の膨らみでも放置し過ぎると、カンナのようにブロックを削っていきますから、危険です。

20210831_2.jpg

膨らんだ所を回りと合わせてキレイに削ります。
指先の感覚だけで、0.02mm以下の段差にしたいですから、スキルが必要です。
更に変形を少しでも先延ばしするテクニックも。

20210831_3.jpg

折角ですから、消耗品のブッシュも交換。

20210831_4.jpg

20210831_5.jpg

歯車も見てみましたが、キレイなものです。
さすがにType30Tは、強いですね。

20210831_6.jpg

黒染が削れた所をコーティングして、組み立てます。

20210831_7.jpg

見た所、最初と何が変わったかわかりませんね。(汗)

今回、中身をしっかりとメンテしましたし、歯車の当たりも馴染んできていますから、これからはもう少し摩耗は少なくなるでしょう。
慣らし運転が終わった感じかな。

ある程度、慣らし運転後、しっかりとメンテするのが、マシンを長持ちさせるにはいいと思います。
何にせよ、丸ラックの許容荷重は丸ラックの直径ごとに決まっていますから、見合った力で詰めないと、歯が変形します。
決して、無理な使い方だけはしないでください。


【2021/09/02 07:19】 | 2021年プレスマシン
トラックバック(0) |

管理人のみ閲覧できます
-


コメントを閉じる▲
コメント
この記事へのコメント
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2021/09/04(Sat) 20:30 |   |  #[ 編集]
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック